オンキヨーは2008年3月19日、子会社のソーテックを吸収合併すると発表した。ソーテックは上場廃止となる。オンキヨーは既にソーテックを子会社化しており、株式の50.1%を保有しているが、さらなる経営の効率化と事業再編を進めるために合併を決めた。

 7月22日に株式交換でソーテックを完全子会社とする手続きを踏み、9月1日に吸収合併する。ソーテックの生産拠点は、6月をめどとして鳥取オンキヨーへの移管を進める。今後は、オンキヨーのオーディオ技術とソーテックのコスト重視の生産手法を融合させた製品開発を進める。合併後もソーテックブランドのパソコンの開発・販売は継続する。

 ユーザーサポートのコールセンターや修理拠点も鳥取オンキヨーに移管するが、従来のソーテック製品に対するユーザーサポートは従来通りに継続する。