米Microsoftは米国時間2008年3月18日,Windows Update(WU)およびダウンロード・センターで「Windows Vista」用サービス・パック「Service Pack(SP)1」の正式版の提供を開始した。対応言語は英語/フランス語/スペイン語/ドイツ語/日本語の5種類。現在は手動ダウンロードのみ可能で,WU経由の自動ダウンロード・サービスは4月中旬に始める。

 SP1の正式版を適用するには,あらかじめベータ版やリリース候補(RC)版などのプレリリース版SP1をアンインストールしておく必要がある。WUを起動しても,SP1に必要な修正パッケージが適用されていない場合や,SP1と互換性のないドライバが存在する場合は,実行可能なアップデートの一覧にSP1を表示しない。

 MicrosoftはSP1で問題を起こすドライバの修正に取り組んでおり,順次WUでSP1対応版ドライバの提供を始めている。こうしたドライバの自動ダウンロード提供は数週間後より行う。

 まだSP1を提供していない言語が31種類あり,現在4月の公開に向けて作業を進めている。

[Microsoft製品マネージャのNick White氏によるブログ投稿記事]