ディラックは2008年3月12日、ベアボーン「Noah 800S-201G」「同B-201G」「同W-201G」を発売する。予想実勢価格は2万9800円。
ベアボーンとは、PCケースと電源、マザーボードがセットになった、言わば半完成品の組み立てキットのこと。ほとんどの製品がCPUも別売だが、本製品はマザーボードにIntel製CPUのCeleron 220(1.2GHz)を実装。別途、メモリーとハードディスク、光学式ドライブを用意するだけでPCが作れる。
そのほかの主な仕様は、CPUを搭載しない従来モデルと同じ。外形寸法は幅202×奥行き273×高さ97mmとコンパクト。電源は80WのACアダプターから供給する。マザーボードはMini-ITX仕様のIntel製「D201GLY2A」で、SiS662+SiS946チップセットを装備。
ストレージがSerial ATA×2、Ultra ATA×1に対応。メモリーはDDR2-533(またはDDR2-400)×1(最大1GBまで)を搭載できる。拡張スロットはPCI×1、ドライブベイは5インチ(スリムタイプ)×1と3.5インチ(もしくは2.5インチ)×1。チップセット内蔵のグラフィックス機能やオンボードのサウンド機能、LAN機能もある。