写真●iモード・メールをパソコンからも利用できる「iモード.net」。操作画面は写真のフルモードのほかに,小さなウインドウで操作できるコンパクトモードも用意している
写真●iモード・メールをパソコンからも利用できる「iモード.net」。操作画面は写真のフルモードのほかに,小さなウインドウで操作できるコンパクトモードも用意している
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 NTTドコモは2008年3月10日,iモード・メールをパソコンから送受信できるサービス「iモード.net(アイモード・ドット・ネット)」を3月11日から開始すると発表した。利用料金は月額210円。初回申し込み時は30日間無料となる。

 iモード.netは,同社の携帯電話でiモードを利用しているユーザー向けの付加サービス。パソコンから専用サイト(http://imode.net/写真)にアクセスすることで,携帯で利用しているiモード・メールをパソコンからも送受信できるようになる。例えば携帯電話で受信したiモード・メールと同様の内容を,パソコンの専用サイトでも一覧として確認できる。受信したメールをiモード・メールのアドレスを使って,パソコンからまとめて返信するといった使い方も可能になる。

 メールの保存容量は,受信メールが最大10メガバイト,もしくは1000通まで。送信メールが最大4メガバイトまで。

 絵文字やデコメールに対応するほか,同社が提供する携帯電話の電話帳のバックアップ・サービス「電話帳お預かりサービス」を利用しているユーザーは,携帯電話の電話帳をパソコンからも利用できる。

 パソコンと携帯電話の両方で利用できるメール・サービスとしては,KDDIも2007年9月から米グーグルの技術を使った「au oneメール」(関連記事)を提供している。ただしau oneメールの場合,既存の携帯メール(EZメール)を置き換えるのではなく,2つ目のメールアドレスとしてユーザーが申し込む形となっている。

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