東京証券取引所は3月10日、株式売買システムに障害が発生し、アルプス電気と名古屋鉄道の2銘柄の売買ができない状態が続いていることを明らかにした。原因は調査中。11時半現在、復旧の見込みは立っていない。

 東証によれば、データベースのデッドロックが発生しているもよう。開発ベンダーの富士通と共に、詳細を究明中という。個別銘柄だけが売買できなくなるトラブルは「珍しい」(広報)。週末にシステム変更などの作業を実施したわけではないという。