HDE Center 4.5
HDE Center 4.5
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 HDEは,エージェント型のサーバー監視ソフトの新版「HDE Center 4.5」を,2008年3月26日に販売開始する。新版では,監視対象OSを増やした。価格は,3ノードを監視可能な最小構成で40万3200円。追加1ノード・ライセンスは12万7680円。

 HDE Centerは,エージェント型のサーバー監視ソフト。監視対象となるサーバー機にエージェントをインストールすることで,性能監視,プロセス監視,ログ監視,ポート監視などの各種の監視や,しきい値などの条件に応じたスクリプトの自動実行,マネージャからのスクリプト配布,ソフトウエア/ハードウエアの構成情報の収集などが可能。これとは別に,エージェントと通信するマネージャ・ソフトが,監視データを集めて一元管理し,レポートを生成する。

 特徴は,エージェントとマネージャ間の通信がHTTPである点。マネージャからエージェントに対してHTTPでアクセスし,情報を取得する。これにより,間にファイアウォールやルーターなどを介した通信において,サーバー監視のために余計なポートを開くといった運用を避けられる。また,他社製のSNMPマネージャに対してSNMPトラップを上げる運用も可能である。

 新版では,エージェントの稼働OS/ディストリビューションを全44種類に増やした。また,監視対象ごとの管理情報をPDF形式でレポート生成する機能を強化し,従来の年間と月間に加えて,新たに週間のPDFレポートを生成できるようにした。

 エージェントの稼働OSは,Windows XP,Windows 2000 Server,Windows Server 2003,SPARC版Solaris 7以降,各種Linux。マネージャの稼働OSは各種Linux。