モバイル・コミュニケーションを手がけるオランダのGyPSiiは現地時間3月5日,位置情報機能を備えた同社のSNSアプリケーション「GyPSii」を,米Appleの携帯電話「iPhone」に対応させたことを発表した。同社(Webサイト)よりダウンロード可能。

 Webベースの「GyPSii for iPhone」では,ユーザーの位置情報に基づいた各種機能やSNSを単一のインタフェースに統合している。写真やオーディオといったコンテンツをリアルタイムでメンバーと共有できるほか,位置情報機能によって人物や場所,地図,道順などを検索できる。

 iPhoneのタッチ・スクリーンを活用したユーザー・インタフェースを提供し,登録している人物や場所に関するすべての情報をひと目で見渡せるように新しいレイアウトを採用した。

 なお同社は,AppleがiPhone用のソフトウェア開発キット(SDK)をリリース後,iPhone向けのネイティブ・アプリケーションも開発すると述べている。「SDKが公開され次第,ネイティブ版の開発に取り組み,Webベース版とともに提供する」(同社CEOのDan Harple氏)

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