ショッピング・サイト運営支援のEストアーは2008年3月5日、不正な注文を検知してサイト運営者に注意を促す機能「不正注文シグナル」が、2007年1―12月の1年間に推定5900万円の不正注文を阻止したと発表した。

 Eストアーの不正注文シグナルでは、過去にあった不正注文のパターン解析と、同社専門チームの巡回作業により、疑わしい注文を検出し、サイト運営者の管理画面に警告を表示する。「商品を配送したがその後代金が支払われない」といった取り込み詐欺の被害防止を図る。

 2006年末から、Eストアーのショッピング・サイト運営支援サービスに標準機能として導入を始めた。その結果、クレジットカードの不正使用や不自然な大量注文など推定5900万円分の不正注文があり、これらによる被害を未然に防ぐことができたという。

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