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 エイムラックは3月4日,同社製グループウェア「アイポ4」をオープンソース・ソフトウエアとして無償公開した。GPLで提供するが,ソフトウエア開発会社向けに商用ライセンスでも提供する,デュアルライセンス方式とする。

 アイポ4はブログ機能を持ち,閲覧したほかのユーザーを記録する「あしあと」機能もある。カレンダー機能はAjaxを利用しており,マウスのドラッグ&ドロップ操作でスケジュールを移動できる。また機能ごとに細かなアクセス制限をかけることができるアクセス権限機能,ユーザーの操作ログを追跡できるログ機能なども持つ。すでに様々な業種の企業で導入されている実績があるという。

 携帯電話は,NTTドコモのiモード,SoftBankのYahoo!ケータイ,auのEZweb(WAP2.0)に対応している。

 対応サーバーOSはWindows 2000/XP/2000Server/2003Server,Linux(CentOS)。対応ブラウザはInternet Explorer 6.0/7.0およびFirefox1.5/2.0。

 アイポ4自体は無償で仕様できるが,エイムラックはサポートが必要な企業向けに有償サポートを提供する。サポート費用は1ユーザーあたり税込み2400円。

 GPLの場合,ソフトウエアを改変して他社に提供した場合ソースコードの開示が必要になる。ソースコードを開示したくないユーザー向けに商用ライセンスを用意しており,価格は1CPUあたり税込42万円。

 アイポ4はエイムラックのサイトからダウンロードできる。