米マイクロソフトは2008年3月3日(米国時間)、同社の「Office」ソフトを拡張するオンラインサービス「Office Live Workspace」のベータ版を、全世界で利用可能にしたと発表した。作成した文書をインターネット上に保管しておけるほか、ブラウザーを利用して文書の内容を閲覧したり、他人と共有したりできる。

 公式サイトで登録を済ませば、誰でもサービスを無償で利用できる。ただ現在のところ公開されているのは、英語版のみ。今年の後半には、多言語でのベータ版が公開される見込みだ。さらに年内には、正式版もリリース予定だという。

 同サービスは、2007年10月に限定的なベータ版が公開された。今回は、そのときにはなかった新機能も追加している。Workspaceで行われている作業を一覧できる「Activity Panel」や、アップロード済みの文書に変更が加えられたことをメールで通知する「Notifications」などである。