NTTドコモは2008年2月21日,データ通信専用端末用の「ベーシックコース」と「バリューコース」を発表した。3月中旬に発売予定の「N2502 HIGH-SPEED」以降のデータ通信専用端末を購入する際に,どちらかを選択する。

 ベーシックコースは,料金は従来のプランから選び,2年間の利用を条件に端末の店頭販売価格から1万5750円を割り引くものである。バリューコースは,端末購入価格が従来の料金プランを選ぶ場合より高めになるが,各種割引適用前の月額利用料は従来のデータプランより735円安くなる。例えば提供中の定額データプランHIGH-SPEEDが月額4200~1万500円であるのに対して,定額データプランHIGH-SPEEDバリューは,月額3465~9765円になる。

 またドコモは9月1日に,「2年割引」(仮称)を新設する。これは定額データプランHIGH-SPEEDまたは同HIGH-SPEED バリューを2年間契約することを条件に,月額利用料の上限を3780円割り引くものである。定額データプランHIGH-SPEEDで2年割引を適用すると,月額4200~6720円,同HIGH-SPEED バリューの場合は月額3465~5985円になる。

 なお3月1日から8月31日まで,定額データプランHIGH-SPEEDと同HIGH-SPEED バリューの契約ユーザーに対して,2年間の利用を条件とせず割り引き後の料金で提供する「期間限定値引き」を実施する予定である。

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