台湾Acer,米AMD,米Dell,米Intel,米Microsoft,米NVIDIAなどは米国時間2008年2月19日,パソコン向けゲームの推進に取り組む非営利団体「PC Gaming Alliance(PCGA)」の設立を発表した。ハードウエア/ソフトウエア・メーカー,ゲーム開発者/販売会社などの業界関係者を連携させ,パソコン・ゲーム業界の発展を目指す。

 パソコン向けゲームのマーケティング/プロモーション活動で協力するほか,市場調査/海賊版対策の実施,ハードウエア仕様の検討といった活動に取り組む。同業界の発展に寄与する情報共有に向けたガイドラインも策定して公開する予定。

 PCGAの設立には,Acer傘下の米Gateway,米Activision Publishing,Dell傘下の米Alienware,米Epic Games,米Razer USAも加わった。

 米メディア(InfoWorld)によると,パソコン向けゲームの市場規模はゲーム機用ソフトウエア市場に比べ極めて小さく,縮小傾向にある。米国における2007年の売上高は,パソコン向けゲームが9億1070万ドル(2006年は9億7000万ドル)。これに対しゲーム機用ソフトウエアの売上高は66億ドルだった。

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