イー・アクセスは2008年2月15日,アッカ・ネットワークスが14日に発表した事業計画(関連記事)に対してコメントを発表した。無線ブロードバンド事業に活路を見い出すというアッカの事業計画は「当社の株主提案が引き出した一定の成果。NTTコミュニケーションズやNTTドコモが積極的に関与するという点で大いに注目,期待する」とした。

 ただし,「計画の具体的な内容はまだ見えていない。計画の速やかな具体化と確実な遂行,成果の現実化を強く望む。株主提案の最終目的である『企業価値の向上』と『株価の向上』に向け,今後も厳正に見守っていく」方針である。経営陣の交代を要求する株主提案については「執行体制にこそ問題があると考えている。計画が良くても執行体制に問題があればうまくいかない。株主提案を取り下げる予定はない」。委任状闘争についても「今後の執行体制を見なければ判断できない」(イー・アクセス)という。

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