フォクすけのぬいぐるみと、Mozilla Japan マーケティング部の根来氏。キャンペーンのプレゼントになるのは、小さい方のぬいぐるみだ
フォクすけのぬいぐるみと、Mozilla Japan マーケティング部の根来氏。キャンペーンのプレゼントになるのは、小さい方のぬいぐるみだ
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 Mozilla Japanは2008年2月14日、Firefoxのユーザー拡大を狙うキャンペーンを開始した。日本発のマスコットキャラクター「フォクすけ」を前面に押し出し、Firefoxを他人に紹介したりブログなどにバナーを掲載した人に、抽選でフォクすけのぬいぐるみをプレゼントする。Mozilla Japan マーケティング部の根来香里マーケティングマネージャは「これまでよりも“やわらかい”方法でユーザーにアピールすることで、新しいユーザーにFirefoxを使ってもらいたい」と話す。キャンペーンは、2008年3月31日まで実施する。

 Firefoxは「技術に強いギーク寄りのブラウザー、というイメージが強い。ただ元々は、セキュリティや使い勝手の高い、誰にでも使ってもらえるブラウザーを目指している」(根来氏)。このメッセージを分かりやすく伝える存在として、フォクすけを採用した。

 フォクすけは元々、Mozilla Japanのスタッフによる落書きから生まれたキャラクター。2006年に、ユーザーからの公募で「フォクすけ」と名付けられた。Firefoxのプロモーションに使われており、海外でも評価されているという。2007年にはイベント用などに20体ほどのぬいぐるみを作成したところ、好評を博してグッズとしての販売を望む声が多く寄せられた。そこで今回、キャンペーン用に量産したという。

 キャンペーンでは、2種類のコースを用意。「お友達に紹介!コース」は、友人や家族にFirefoxを紹介し、インストール後の初回の起動画面を含む記念写真を添えて応募する。抽選で100名に、フォクすけのぬいぐるみが贈られる。また10人に紹介した強者には、もれなくぬいぐるみをプレゼントするという。

 「Firefox対応バナーコース」には、Firefoxで正常に表示できるWebサイトやブログのトップページに、Firefoxに対応しているページであることを示すバナーを掲載すれば応募できる。こちらも、抽選で100名にぬいぐるみが当たる。