写真●デジタルアーツ「i-フィルター 5.0」の管理画面
写真●デジタルアーツ「i-フィルター 5.0」の管理画面
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 フィルタリング製品大手のデジタルアーツは2008年2月13日,一般ユーザー向けフィルタリング・ソフトの新版「i-フィルター 5.0」を発売した。掲示板への書き込みを禁止する機能や,検索サイトの結果ページの一部を非表示にする機能などを新たに搭載した(写真)。

 i-フィルターは,インターネット上のWebサイトをカテゴリ分けしたデータベースを基に,Webサイトの利用を制限するソフトウエア。Windowsのユーザーごとに,どのジャンルのサイトを閲覧禁止にするかなどを設定できる。家庭での利用を想定し,マニュアルなしでもインストールやフィルタリング設定ができるよう,画面などを改善した。

 これまで企業向け製品に搭載していた「書き込みブロック」機能を,初めて一般ユーザー向け製品にも搭載した。出会い系サイトやいじめサイトなどは日々URLを変えるため,カテゴリ分けしたデータベースを利用しても100%ブロックできるわけではない。一般サイトで掲示板サービスを提供しているものもある。書き込みブロック機能を使うと,これらのWebサイトにアクセスはできたとしても,書き込みは防ぐことができる。

 また,検索サイトの検索結果ページのうち,特定の単語を含む検索結果を,無意味な画像に置き換える「検索結果フィルター」機能も新たに搭載した。特定の単語だけを伏せ字にすることも可能だ。

 このほか,Webアクセスが可能な時間帯を制限する「インターネットタイマー」機能や,各ユーザーの利用状況をグラフ化してレポートする「インターネット利用状況確認」機能も備える。

 対応するOSは,Windows 2000 Professional/XP/Vista。税込み価格は,パッケージ版が6090円,ダウンロード版が4200円である。