米Microsoftはスペインで開催中の「Mobile World Congress 2008」にて現地時間2008年2月10日,ソニーとスウェーデンEricssonの合弁企業Sony EricssonがWindows Mobileを搭載するスマートフォン「XPERIA X1」を2008年下半期に発売すると発表した。Sony Ericssonからの初のWindows Mobile搭載モデルとなる。

 XPERIA X1は,タッチ・センサー内蔵の3型ワイドVGA(800×480画素)液晶パネル,QWERTYキーボード,320万画素のカメラを搭載。「arc-slider」方式の採用により,液晶パネル面をスライドさせるとワイド・ピッチのフルキーボードが現れる。

 通信機能は,HSDPA/HSUPA規格および無線LANに対応する。タッチ対応のパネルにより,指先でインターネット,マルチメディア,そのほかのアプリケーションを操作できる。

 Sony EricssonがWindows Mobileの採用を決めたことで,世界の携帯電話機メーカーのトップ5中4社が2008年にWindows Mobile搭載スマートフォンを出荷することになるという。

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