英ソニー・エリクソンは,Mobile World Congress 2008(2月11日~14日,スペイン・バルセロナ)において,OSはWindows MobileながらiPhoneライクなユーザー・インタフェース(UI)を持つ新型の携帯電話「XPERIA X1」を展示している(写真1,写真2)。出荷開始は2008年後半。日本での投入は未定だという。
XPERIA X1の特徴は,UIがWindows Mobile標準と全く違うこと。「なぞる」「回転させる」「タップする」といった直感的な操作で各種アプリケーションを起動して利用できる。OSは「Windows Mobile 6.0シリーズ」(説明員)としているがエディションや細かなバージョンは非公表。また,Outlook MobileやOffice Mobileを備えるようだが,どのようなこのUIでOutlookやOfficeを使ったときに画面になるのかは不明のままだ。
液晶画面はタッチスクリーン・インタフェースを持つ3インチのWVGAサイズのTFT液晶。光学ジョイステックや横スライドすることで利用できるQWERTYのキーボードを備える。無線インタフェースとしてWCDMA,HSDPA/HSUPAとGSM/EDGE,および無線LANを持つ。GPS,3.2Mピクセルのカメラも搭載している。
【MWC2008】動画で見るソニー・エリクソンのiPhoneライクなWindows端末 |