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「Adobe Reader」のアップデート公開,修正した脆弱性の詳細は不明

2008/02/07
ITpro

 米Adobe Systemsは米国時間2008年2月5日に,「Adobe Reader」の不具合を解消したアップデート「Adobe Reader 8.1.2」を公開した。使い勝手を改善したほか,脆弱性を修正したという。同社Webサイトからダウンロードできる。

 Adobeは,安定性の向上など,各種機能の向上については記載しているが,脆弱性に関する詳細は明らかにしていない。

 これについてデンマークSecuniaのCTO(最高技術責任者)であるThomas Kristensen氏は,「悪用されればパソコンに変更を加えられてしまうような,かなり深刻なセキュリティ・ホールである可能性を示している」と警告する。ただし,実証(Proof of Concept)コードが公開されたり,攻撃を受けたりしたなどの報告はないという(InfoWorldの記事)。

 Adobe Reader 8.1.2は英語,日本語を含む各言語版を公開している。対応OSは,Windows 2000 Service Pack 4,Windows XP Service Pack 2(Professional/Home),Windows 2003 Server,Windows Vistaのほか,Mac OS Xの10.4.3以降と各種Linuxなど。

 またAdobeは同日,新たなCTOに同社上級副社長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのKevin Lynch氏を任命したことを明らかにした。Lynch氏は,かつて米Macromediaで「Dreamweaver」の開発を指揮し,チーフ・ソフトウエア・アーキテクトや製品担当プレジデントなどを務めていた。Adobeが2005年にMacromediaを買収(関連記事:米Adobeによる米Macromedia買収,12月3日に取引完了へ)した際に,Adobeに入社した。

[発表資料(Adobe Reader 8.1.2リリース・ノート)]
[発表資料(CTO任命のプレス・リリース)]

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