「過去のMac版オフィスソフトよりも、スタートダッシュは良い」と語ったマイクロソフトの五十嵐章執行役
「過去のMac版オフィスソフトよりも、スタートダッシュは良い」と語ったマイクロソフトの五十嵐章執行役
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壁一面に「iMac」を57台並べ、音に反応して動く映像作品を展示
壁一面に「iMac」を57台並べ、音に反応して動く映像作品を展示
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「m-flo」や「LISA」によるライブも実施された
「m-flo」や「LISA」によるライブも実施された
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 マイクロソフトは2008年2月1日、Macintosh向けオフィスソフトの最新バージョン「Office 2008 for Macシリーズ」の発売を記念したイベント「Office 2008 for Mac Launch Celebration」を都内で開催した。

 Office 2008 for Macは、米インテル製CPUを搭載したMacintosh上で高速動作するように改良を加えたのが特徴。イベントでは、発売前のMacBook Airを用いたOffice 2008 for Macのタッチ&トライコーナーや、57台の「iMac」を一斉に使った映像作品の上映コーナーを用意。「m-flo」「LISA」といった有名アーティストがライブ演奏し、招待された一般ユーザー約300人は深夜までイベントを楽しんだ。

 冒頭、マイクロソフトの五十嵐章執行役が登壇。「16日に発売してから約2週間が経過したが、 Office 2008 for Macは、過去のMac版オフィスソフトと比べて断トツの売れ行き」だと挨拶した。続いて、『iPhoneショック』(日経BP社刊)の著者である林信行氏らによるトークショーを実施。同氏が早速「PowerPoint 2008 for Mac」を使って講演した際のエピソードを紹介した。

 上映した、57台のiMacを一斉に使った映像作品は、クリエーターの佐藤可士和氏と長谷川踏太氏が手がけたもの。佐藤氏のデザイン原画を基に長谷川氏が映像作品に仕上げた。57台のiMacのディスプレイを巨大な1枚の画面として扱い、映像を映し出すというものである。iMacの内蔵マイクで感知した音に反応し、声を出したり手をたたいたりすると全体が動的に変わるのがポイント。壁一面に埋め尽くされたiMacの画面を自在に操れるとあって、来場者の多くが熱心に試していた。