図1 Windowsの「セキュリティ センター」。「自動更新」の推奨設定は「有効」。「有効」にしていても、IE7が勝手にインストールされることはない
図1 Windowsの「セキュリティ センター」。「自動更新」の推奨設定は「有効」。「有効」にしていても、IE7が勝手にインストールされることはない
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図2 IE7のダウンロードが終了すると、タスクトレイに「更新の準備ができました」といったメッセージと黄色の盾マークが表示される
図2 IE7のダウンロードが終了すると、タスクトレイに「更新の準備ができました」といったメッセージと黄色の盾マークが表示される
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図3 IE7のインストールに関するダイアログ。「インストール」ボタン(あるいは「次へ」ボタン)を押して次に進む(保留したい場合には「キャンセル」をクリックする)
図3 IE7のインストールに関するダイアログ。「インストール」ボタン(あるいは「次へ」ボタン)を押して次に進む(保留したい場合には「キャンセル」をクリックする)
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図4 IE7のインストール選択画面。IE7をインストールしたくない理由が特になければ、「インストールする」をクリック。IE7には多数の新機能が追加されたほか、プログラムもIE6と比較して「セキュアになった」(マイクロソフト)ので、同社ではすべてのユーザーに対してIE7への移行を推奨している。
図4 IE7のインストール選択画面。IE7をインストールしたくない理由が特になければ、「インストールする」をクリック。IE7には多数の新機能が追加されたほか、プログラムもIE6と比較して「セキュアになった」(マイクロソフト)ので、同社ではすべてのユーザーに対してIE7への移行を推奨している。
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 マイクロソフトは2008年2月4日、最新Webブラウザー「Internet Explorer 7(IE7)」の自動更新を解説するWebサイトをオープンした。2月13日以降、Windowsの自動更新機能を有効にしているパソコンでは、IE7が自動的に配布される。ただし、勝手にインストールされることはないので心配無用。自動的に行われるのはダウンロード(配布)まで。インストール時にはユーザーに指示を求めるダイアログを表示する。

 自動更新の対象となるのは、IE7をインストールしていないWindows XP SP2およびWindows Server 2003 SP1。マイクロソフトが公開する同サイトでは、自動更新によるIE7のインストールの流れを画面写真とともに紹介している。以下、同サイトやマイクロソフトへの取材を基に、インストールまでの流れを解説する。

強制的にはインストールされない

 通常、自動更新を有効にしていれば、マイクロソフトが公開したセキュリティ更新プログラムなどは、バックグラウンドでダウンロードおよびインストールされる。ユーザーが意識することはない。

 しかしながら、IE7は「例外」。自動更新を有効にしていても、知らないうちにインストールされることはない。自動的に行われるのは、IE7のダウンロードまで。

 なお、自動更新の設定は「コントロール パネル」の「セキュリティ センター」から確認できる(図1)。自動更新の有効は「推奨設定」なので、有効になっていない場合には、有効にしておいた方がよい。

 2月13日になると、Windowsパソコンの自動更新機能は、バックグラウンドでIE7をダウンロードする。自動更新機能は、パソコンやネットワークの利用状況を見て、ユーザーの作業に影響を与えないように少しずつダウンロードする。このため、ダウンロードが完了するのは、2月14日以降になる可能性がある。以下に説明する画面が2月13日中に表示されなくても、あわてる必要はない。