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ブログ同士で“SNS”が作れる,Googleが「Social Graph API」サービス公開

2008/02/02
高橋 信頼=ITpro
Brad Fitzpatrick氏によるソーシャル・グラフの説明(YouTubeのビデオ)
Brad Fitzpatrick氏によるソーシャル・グラフの説明(YouTubeのビデオ)
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BlogのURLなどを入力すると,そのサイトにリンクしているサイトの一覧を表示するデモ
BlogのURLなどを入力すると,そのサイトにリンクしているサイトの一覧を表示するデモ
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 Googleは2008年2月1日,Web上のリンクから交友関係を抽出するWebサービスのAPI「Social Graph API」を公開した。ブログやプロフィール・ページのURLなどを入力すると,Googleが収集した,そのサイトを友人としてリンクしている友人のサイトを出力する。このサービスを使うことで,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトを利用しなくともブログ同士でSNSのような機能を実現することが可能になる。

 交友情報は,サイトに埋め込んだXHTML Friends Network(XFN),Friend of a Friend(FOAF)と呼ばれるフォーマットから抽出する。XNFでは,例えば

<a href="http://bradfitz.com" rel="friend" >Brad</a>

のように,リンクに「friend」など,どのような関係かを示す情報を埋め込む。

 Google Social Graph APIサイトにはAPIのリファレンス・マニュアルを閲覧できるほか,BlogのURLなどを入力すると,そのサイトにXFNまたはFOAFでリンクしているサイトの一覧を表示するデモを使用してみることができる。

 Social Graph APIは,OpenIDを提唱したBrad Fitzpatrick氏が開発した。Google Social Graph APIサイトでは,Fitzpatrick氏がYouTubeビデオでSocial Graph APIを解説している。OpenIDは様々なサービスで共通に利用できるIDで,米Yahoo!や日本のヤフー,はてななどがOpenIDの認証サービスを提供している。GoogleもブログサービスBloggerでAPIサービスをサポートしている(用語解説)。

 Googleは,SNSの交友関係データを利用したミニWebアプリケーションを,どのサイトでも共通に動かすことができるAPI「Open Social」を提唱している(関連記事)。OpenIDとOpen Social,そしてSocial Graph APIサービスを利用することで,SNSサイトを利用しなくとも,ブログ同士でSNS機能を実現することが可能になると考えられる。

 Social Graph APIはパブリックなデータだけを利用するとしており,ログインが必要なSNS内のデータは収集しないと見られる。OpenIDやSocial Graphなど,オープンなインターネットでSNSを実現するための環境が整っていくことで,将来的には“クローズド”なSNSが,“オープンなインターネット上のSNS”から取り残された存在になる可能性さえある。

◎関連リンク
Social Graph API - Google Code
Demo Social Graph API - My Connections
YouTube - Introduction to the Social Graph API

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