米Linspireは米国時間2008年1月31日,パートナ向けにデスクトップLinuxをカスタマイズするサービス「Custom OS Build Service」を提供する計画を発表した。カスタムOSを提供することで,パートナはデスクトップLinux市場に製品を投入するまでの時間を短縮できるほか,デスクトップLinuxの構築にかかるコストを削減できるとしている。

 Custom OS Build Serviceは,カスタマイズ可能なソフトウエア・スタックやその他のカスタマイズ機能によって,クリーンなDebianまたはUbuntuをベースとするデスクトップLinux OSを作成する機能を提供する。

 OSのメンテナンスについては,必要なパッケージング・ツールとサービスを提供する。パートナは,バンドルされたCNR Serviceを通じてソフトエウエアのレポジトリにアクセスできる。Custom OS Build Serviceのパッケージング・ツールは,ソース・パッケージへの自動パッチ・アプリケーション,パッケージの再構築が必要な時に変更を自動的に検出する機能,レポジトリ管理機能などを提供する。

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