写真●米EMCの中堅・中小企業向けストレージ「CLARiX AX4」
写真●米EMCの中堅・中小企業向けストレージ「CLARiX AX4」
[画像のクリックで拡大表示]

 日鉄エレックスは「ITpro EXPO 2008」の会場で、米EMCとNECが共同開発したSAN対応ストレージ装置「CLARiX AX4」を実機展示している。日鉄エレックスの販売価格は2T(テラ)バイトを搭載した最小構成で80万円からで,SAN対応ストレージとしては業界最安レベル。1月10日から出荷を開始した。

 EMCは中堅・中小企業への販売拡大を狙い、価格を安くするだけでなく導入・運用コストを抑えるための仕様を同製品に盛り込んでいる。例えばサーバーとの接続インタフェースとして、主流のファイバーチャネル(FC)に加えiSCSIにも対応。iSCSIを使えば既存の社内LANを介してサーバーと接続できるため、高価なFC用インタフェースボードなどが不要になる。

 なお同製品はNECが1月24日から「iStorage E」シリーズとして出荷している。