「BrainSpeed」の画面。画面下の緑色のバーが消える前に、単語の意味を選ぶ。パソコンの場合はマウス、Wiiの場合はコントローラーで操作する
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Wiiでもパソコンと同じようにゲームをプレイできる
Wiiでもパソコンと同じようにゲームをプレイできる
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「iKnow!」に登録するとマイページができる。ここでゲームのスコアなどを管理
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 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)型の英語学習サイト「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパンは2008年1月30日、新たなコンテンツとして「BrainSpeed」を同日から開始すると発表した。BrainSpeedは英単語暗記用のゲーム。パソコンでiKnow!のサイトにアクセスしてプレイするほか、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」でもプレイできる。スコアを保存するにはiKnow!でユーザー登録が必要。利用料、ユーザー登録料共に無料である。

 BrainSpeedは、画面に表示される単語を見て、その意味を制限時間内に選択する二択型のゲーム。正解を重ねると、だんだん制限時間が短くなる。3回失敗するとゲームオーバーで、ゲーム終了後には正解率や回答時間、ユーザー内での順位、不得意な単語などが表示される。間違った問題を反復する復習ゲーム機能もある。

 Wiiで利用する場合は、WiiのインターネットチャンネルからiKnow!のサイトにアクセスし、BrainSpeedを選択する。ゲーム中はコントローラーを向ける方向でカーソルを動かし、Aボタンで決定する。

 iKnow!にユーザー登録すると、BrainSpeedの結果を保存できるほか、パソコンを通じてiKnow!が提供するほかのコンテンツも利用可能になる。例えば、単語の意味を暗記するための選択型クイズや、音声を聞いて読み上げられた単語を入力するディクテーションクイズ、学習中の例文や単語を音声ファイルとして持ち出せるポッドキャストなどがある。これらの進捗状況はiKnow!のサーバーに蓄積され、別のコンテンツを学習する際、その状況に合わせたコンテンツが提供されるようになっている。

 なお、セレゴ・ジャパンは投資事業を手がける米セレゴ社の出資の下、2007年10月にiKnow!を開設し、現在は無料でサービスを提供している。米セレゴ社のエリック・ヤングCEOは「今後もユーザーの利用料は無料とし、広告や一部、有料オプションサービスの提供で収益を上げていきたい」とした。