EXPO会場に設けられた受験コーナーの様子。日本ヒューレット・パッカードのシン・クライアントの端末20台を用意した。
EXPO会場に設けられた受験コーナーの様子。日本ヒューレット・パッカードのシン・クライアントの端末20台を用意した。
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 ITpro EXPO 2008の開催にあわせて,7分野のIT知識を問う「ITpro EXPO検定」が行われている。こちらのページからインターネット上で受験できるほか,ITpro EXPO会場の特設受験コーナーでも検定を受けることができる(写真)。受験コーナーには行列ができ,なかなか盛況な様子。記者もためしに受験してみることにした。

 会場には日本ヒューレット・パッカードの協力で,検定受験用に20台のシン・クライアントが用意されている。受験者は受験コーナーの入り口で1~20番いずれかの整理番号が入ったカードを受け取り,その番号の端末で検定を受験することになる。7分野のうち,どれでも好きな検定を受験して,検定終了後に画面上の「印刷」ボタンを押したら,出口へ向かえばよい。出口付近でカードと引き換えに印刷した受験結果を渡してもらえるしくみだ。

 実施しているのは「シスコのネットワーク検定」,「トレンドマイクロのセキュリティ検定」,「ITproのグリーンIT検定」,「まつもと ゆきひろのRuby検定」,「KDDIのICT検定」,「マイクロソフトのWindows Server 2008検定」,「アクセンチュアのテクノロジ・キーワード検定」の7つ。とりあえず一番土地勘のありそうな「トレンドマイクロのセキュリティ検定」を受けてみたところ,結果は80点だった(満点のつもりだったのに…)。

 出口で確認したところ,展示会初日の受験者には「ITproのグリーンIT検定」,「シスコのネットワーク検定」,「トレンドマイクロのセキュリティ検定」あたりが人気。反対に「まつもと ゆきひろのRuby検定」などは難関と見られているのか,受験者数が少なかった。腕に覚えのある向きがご来場の折には,ぜひRuby検定に挑戦していただきたい。

 なお,検定の正解は2月2日にオンラインで公開されるほか,展示会会場では「ITpro EXPO検定」の協力各社による解説や講評が実施されるので,そちらもご参照いただきたい。

◎参考URL
ITpro EXPO検定---7分野の検定を用意,ラリー・ポイントと景品を提供