図1●「AIM Pro」のデモ。IMを使って音声と動画で話し合っているところ
図1●「AIM Pro」のデモ。IMを使って音声と動画で話し合っているところ
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図2●六本木オフィスにあるPCの画面を会場のデモ機の画面に表示させた
図2●六本木オフィスにあるPCの画面を会場のデモ機の画面に表示させた
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 ウェブエックス・コミュニケーションズ・ジャパン(WebEX)は,2008年1月30日から東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2008」において,2008年中に日本版がリリース予定のIM(インスタント・メッセージング)ソフト「AIM Pro」を展示,ビデオ・チャットやPC画面を交換できるデスクトップ共有のデモンストレーションを実施した。

 AIM Proは,WebEXが管理するWeb会議サーバーと協調して動作する。デモでは,展示会場からチャットを使って同社の六本木オフィスにいるメンバーに語りかけて会議室に呼び出し,IMを使って音声で話し合うところを実演してみせた(図1)。

 続いて,六本木オフィスにいるメンバーのPC画面を会場のデモ機の画面に表示。デスクトップ共有のデモを実演した(図2)。「互いのPC画面を共有できれば,図面などを見ながら一緒に設計を進めるといったことができる」(同社の宮野亮マーケティング部マネージャー)。

 AIM Proは,ビジネス向けのIMソフトに要求されるコンプライアンス機能を強化している。メッセージや音声,ビデオコンテンツを監視したり,履歴を確認する機能がある。ユーザーごとのアクセス権限を設定することもできる。

 英語版はすでに米国で販売されており,価格は5ドル(1ユーザー)。日本語版は2008年中に提供予定で,価格は未定という。