写真●トレンドマイクロのInterScan Gateway Security Appliance
写真●トレンドマイクロのInterScan Gateway Security Appliance
[画像のクリックで拡大表示]

 「トレンドマイクロが独自に集めた疑わしいURLリストを使うことで,検知精度をさらに高めている」――。トレンドマイクロの網野順氏(エンタープライズマーケティンググループ シニアマーケティングスペシャリスト)は,2008年1月30日から東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2008」に出展している「InterScan Gateway Security Appliance」(写真)について,特長をこう説明する。

 同製品は通常の「アダルト/暴力」といったカテゴリごとのURLフィルタリングだけでなく,独自に収集した(1)フィッシング・サイトのURL,(2)不正プログラムをダウンロードさせるウイルスの解析結果から得たダウンロード先URL,(3)改ざんされているWebサイトのURL,(4)スパムメールを大量に送信している送信元のURL,を不正検知のURLリストに加えている。これにより,「フィッシングなどの被害を未然に防いだり,ウイルス対策ソフトでまだ未対応の不正プログラムをダウンロードされるといった脅威を回避できる」(網野氏)という。価格は,100ライセンスの場合で89万7000円。