ソフトウエア知的財産管理を手がける米Black Duck Softwareは米国時間2008年1月28日,コード管理製品「Black Duck Code Center」を発表した。この製品は,オープンソースやサードパーティのコードを使ったコンポーネント・ベースのソフトウエア開発を支援するもの。ソフトウエア・コンポーネントの検索,選択,承認や追跡機能を提供することで,コンポーネントの再利用を促進する。

 Black Duckによれば,企業におけるソフトウエア開発では,社内で開発したコードとオープンソースやパートナなどサードパーティのコードを組み合わせたものが増えているという。Black Duck Code Centerにより,ソフトウエア開発プロジェクトにおいて,何が使われているかを確認できるほか,特定のコードが別の部分で使われているかをチェックすることもできる。

 また,ユーザーのコンポーネント使用に関するポリシーに合わせて設定できるため,オープンソース・ソフトウエアの導入に関わるポリシーやリスクの問題への対応が可能となる。そのため,開発組織においてコンポーネントを最大限に再利用できるとしている。

 Black Duck Code Centerは,2008年第1四半期中に出荷される予定。

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