NTTデータは2008年1月29日,Javaでバッチ処理を行うためのフレームワーク「TERASOLUNA Batch Framework for Java」をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。同時にSpring Frameworkをベースにした「TERASOLUNA Server Framework for Java(Web版)」も公開。2007年11月に公開した「TERASOLUNAフレームワーク」の第2弾となる。
「TERASOLUNA Batch Framework for Java」はトランザクション・モデル,入出力種別,異常系処理のに対応した処理モデルを提供する。「NTTデータのJavaバッチ処理のノウハウを結集した」(NTTデータ)。
「TERASOLUNA Server Framework for Java(Rich版)」は,オープンソースのJavaフレームワークSpring Frameworkをベースにしたフレームワーク。データベースアクセス制御,ログ出力,例外処理などの機能を持つ。XML電文通信機能により,リッチクライアント・アプリケーションに向くとしている。
TERASOLUNAフレームワークは,開発プロセスとともに公開されており,NTTデータが金融機関の基幹系システムや,官公庁の電子申請システムなど250を超えるシステム開発への導入した実績があるという(関連記事)。
◎関連リンク
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◆NTTデータグループ・オープンソーススクエア