実勢価格が約7万5000円の低価格デジタル一眼レフ「D60」
実勢価格が約7万5000円の低価格デジタル一眼レフ「D60」
[画像のクリックで拡大表示]
広角28mmからの光学4倍ズームを備える「COOLPIX S600」
広角28mmからの光学4倍ズームを備える「COOLPIX S600」
[画像のクリックで拡大表示]
光学5倍ズームレンズを備え単3形乾電池で駆動する「COOLPIX P60」
光学5倍ズームレンズを備え単3形乾電池で駆動する「COOLPIX P60」
[画像のクリックで拡大表示]

 ニコンは2008年1月29日、デジタルカメラの新製品を発表した。デジタル一眼レフの「D60」、小型デジタルカメラの「COOLPIX S600」「同S550」「同S520」「同S210」、単3形乾電池対応の「COOLPIX P60」「同L18」「同L16」の合計8台となる。発売予定はD60が2008年2月22日、COOLPIX S210が2008年2月29日、そのほかは2008年3月。

 D60は、本体のみ(レンズなし)の実勢価格が約7万5000円の低価格デジタル一眼レフ。有効画素数1020万画素のCCDを備える。重さは495gと軽量。サイズは幅126×高さ94×奥行き64mm。レンズ交換時にカメラ内部に入ったごみやほこりがCCD前面にあるフィルターに付着するのを防ぐため、カメラ内部の空気の流れを制御する穴を設置した。フィルターを振動させて、ごみやほこりを払い落とす機能も備える。

 連写は1秒間に3枚。液晶サイズは2.5型。記録メディアはSDメモリーカード。本体に加え、手ぶれ補正機能を備える標準的なズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR」が付属したレンズキットを用意する。実勢価格は約9万円。さらに、手ぶれ補正機能を備える望遠レンズ「AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」を加えたダブルズームキットもあり、こちらの実勢価格は約12万円となる。

 COOLPIX S600は、有効画素数1000万画素の小型デジカメ。実勢価格は約4万円。焦点距離(35mm換算、以下同じ)が28mmの広角撮影に対応する光学4倍ズームレンズを採用する。光学式手ぶれ補正機能と顔認識機能を備える。液晶サイズは2.7型。起動時間は0.7秒と高速。サイズは幅88.5×高さ53×奥行き22.5mmで、重さは130g。