米Microsoftは2008年1月第5週,完成版に近い「Windows XP Service Pack 3(SP3)」および「Windows Vista Service Pack 1(SP1)」をテスターに配布した。これで,Windows Vista SP1は,予定していた2008年2月のリリースに間に合う見通しが立った。
両サービス・パックのバージョンはリリース候補(RC:Release Candidate)3と名付けると適切すぎるので,RC2と呼ばれるのだろう。
どちらも一般公開の対象外だが,この方針は変わるかもしれない。というのも,Microsoftは1月前半,当初ベータ・テスターだけにWindows Vista SP1 RCリフレッシュ版をリリースしたものの,後になって一般向け公開を始めた例があるからだ(関連記事:Microsoft,Windows Vista SP1 RCリフレッシュ版を一般公開)。
公開対象は別にして,Windows XP SP3とWindows Vista SP1は仕上げの段階に入った。