総務省は,「インターネット政策懇談会」を立ち上げる(発表資料)。インターネットの健全な発展を図るための政策課題を抽出・整理し,今後の政策の方向性を整理することを目的とするという。利用者や通信事業者,ベンダー,インターネットサービス事業者(ISP),コンテンツ・アプリケーション事業者など多様な立場の観点からネットワークの中立性を確保することも含めて,今後の政策の方向性を整理する予定。(1) ネットワークのコスト負担の公平性,(2)IPv6への移行が市場構造に与える影響の検証,(3) アクセス網の多様化の推進に関する検討,(4) 新しいビジネスモデルの登場に対応した法制度の在り方などを検討する。