店舗maticの画面
店舗maticの画面
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 ドリーム・アーツとFAXの多地点配信サービスを手がけるネクスウェイは1月22日、飲食チェーンなど多店舗を展開する企業に特化したEIP(企業情報ポータル)ソフト「店舗matic」の提供を開始した。提供形態はSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)。ドリーム・アーツがシステムの開発と運用を手掛け、ネクスウェイが営業を担当する。同サービスの月額利用料金は500店舗の場合で260万円。初期費用は無料である。

 店舗maticの目玉は、「本社と店舗のコミュニケーション」に特化した専用ポータルサイトを提供することだ。ドリーム・アーツの山本孝昭代表取締役社長は「メニューや価格、商品の陳列方法の変更など本社からの通達事項をメールやFAXで行っている飲食チェーン店はまだ多い。店舗maticを使えば、ミスなく全店舗にあらゆる情報を周知徹底できる」とアピールする。

 開発に当たっては、これまで飲食業や流通小売業に向けたサービスを手掛けてきたネクスウェイのノウハウを注入。例えば、各店舗が本社からの通達に目を通したかどうかを本社側で確認する機能や、店舗から本社への情報収集を行うためのアンケート機能などを盛り込んだ。