テレビ通信販売のジュピターショップチャンネル(ショップチャンネル)は2008年1月22日、システム不具合の恐れがあるとしてWebサイトを閉鎖、2つのサービスを停止したと発表した。停止したサービスは、パソコン経由で商品を注文できる「ネットでSHOP」と、携帯電話経由の「ケータイで SHOP」。加えてメール・マガジンの配信も停止した。Webサイトは1月17日23時54分に閉鎖し、1月22日20時の時点で再開の時期は決まっていない。

 サービスを停止したのは、特定の1人の顧客の氏名、住所、電話番号などの個人情報が、別の特定の1人の顧客から閲覧できる障害が発生したため。「顧客からの指摘があり、判明した。原因の究明を進めた結果、指摘があった1人の顧客にしか障害が発生しないことが分かったため、サービスの停止と原因を公表した」(ショップチャンネル)という。現在、プログラムの改修作業を進めている。

 ショップチャンネルは、各地のCATV(ケーブルテレビ)などを通じて24時間、通信販売の番組を放映している。Webサイト閉鎖中も、電話での注文は受け付けている。「注文手段が限られてしまい、ご迷惑をおかけして申し訳ない」(ショップチャンネル)としている。