写真●NTTドコモの「N903i」(NEC製)の旧ユーザー向けメニュー画面の例
写真●NTTドコモの「N903i」(NEC製)の旧ユーザー向けメニュー画面の例
[画像のクリックで拡大表示]

 KDDIと沖縄セルラー電話は1月16日,番号ポータビリティ(MNP)でauに転入(ポートイン)したユーザー向けに,au携帯電話のメニュー画面を他社の機種と同等のものに変更できるサービス「他社機種メニューに変更」を開始すると発表した。

 auに転入して操作に慣れないユーザーでも,アイコンの見栄えや配置などを従来機種と似せることで使いやすくなる(写真)。提供は無償。ただし,メニュー・ファイルのダウンロードにパケット通信料がかかる。ダブル定額/同ライトを契約している場合で「100円前後」という。

 新サービスの対応機種は,1月下旬以降に発売する「W54SA」「W54S」「W56T」の3機種。変更できる他社メニュー画面はNTTドコモがNEC,シャープ,パナソニック モバイルコミュニケーションズ,富士通,三菱電機製の「900~903i」「700~702i」「506i」「らくらくホン」,ソフトバンクモバイルがシャープ,東芝製の「5XX」「6XX」「7XX」「8XX」「9XX」の各シリーズ。対応機種と他社メニュー画面は,今後増やしていく。対応機種は,米クアルコムのチップセットを利用した新しい端末プラットフォーム「KCP+」を搭載した機種が対象になる。

 なおメニュー画面は,[メインメニュー]-[サブメニュー]-[ケータイアレンジ設定]-[アレンジメニュー]-[他社機種メニューに変更]を選択してメニュー・ファイルをダウンロードすれば変更できる。

[発表資料へ]