Visual Studio 2008に対応した,ドキュメント自動生成ツール【A HotDocument】の画面
Visual Studio 2008に対応した,ドキュメント自動生成ツール【A HotDocument】の画面
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 ハローシステムは2008年1月21日,マイクロソフトの開発ツールVisual Studio(VS)2008に対応した,ドキュメント自動生成ツール【A HotDocument】(以下,HotDocument)の新版を発売開始する。VS 2008は,マイクロソフトが2008年2月にパッケージ版の出荷を始める最新の統合開発ツール。HotDocumentはいち早くこれに対応したほか,生成できるドキュメントの種類を増やすなどの改善を加えた。

 HotDocumentは,VSで作成されたプロジェクト・ファイルを読み込んでリバース・エンジニアリングを行い,ファイル一覧,クラス/メソッド定義書,画面レイアウトなどの各種ドキュメント(出力形式はMicrosoft Excelファイル,HTMLなど5種類)を自動生成するツール。VSのアドイン機能に対応しているため,VSの環境からシームレスに同ツールを操作できる。ただし,入門者/学習者向けのVS Express Editionには対応していない。

 VS 2008に対応した新版では,生成可能なドキュメントの種類が,Excel形式で43種類(旧版)から63種類に,HTML形式では11種類から23種類に増えた。また,XMLドキュメントコメントや汎用的なソースコードを登録するVSのコードスニペット機能にも対応した。

 今回販売するのは,Visual Basic 2008,Visual C++ 2008,Visual C# 2008の各言語対応版。価格はそれぞれ4万1790円(税込)。旧版のユーザーは2万790円(同)でバージョンアップできる。購入するには,Webサイトから申し込む。動作環境は,Windows XP/Server 2003/Vista。開発元は【A HotDocument】。