図1 Shareの端末数の推移(ネットエージェントの発表資料より抜粋)
図1 Shareの端末数の推移(ネットエージェントの発表資料より抜粋)
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図2 Winnyの端末数の推移(ネットエージェントの発表資料より抜粋)
図2 Winnyの端末数の推移(ネットエージェントの発表資料より抜粋)
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 セキュリティベンダーのネットエージェントは2008年1月9日、年末年始の12日間(2007年12月26日から2008年1月6日まで)におけるファイル交換ソフト「Winny」と「Share」の利用ノード(端末)数を発表した。

 これによると、12日間のShareの平均利用端末数は16万強で、観測以来最多の結果になったという。また、2008年1月6日には、過去最多となる18万を超える端末数を観測した(図1)。

 Winnyの調査期間内の利用端末数は平均約31万強。昨年同時期よりも平均で約6万端末減少しているという(図2)。

 同社によると、Shareの増加数は、Winnyの減少数よりも若干少ない程度にとどまっており、WinnyとShareを除くファイル交換ソフトを含めると、ファイル交換ソフトの利用者総数は減少しているとはいえない状況にあるという。