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【CES2008】毎秒60枚の連写が可能なデジカメ、カシオが日米同時発表カシオは2008年1月6日(米国時間)、家電展示会「2008 International CES」において報道陣向けの発表会を開催した。この中で、日米同時発表となる新製品「EXILIM PRO EX-F1」を披露した。特徴は、世界最速級の1秒間当たり60枚もの連写が可能な点。開発中の試作機として2007年8月に公表していた600万画素のデジタルカメラで、12倍の光学ズーム機能を備える。米国では今春の発売を予定し、日本でも3月下旬に出荷を開始する。日本での価格はオープンプライス(実勢価格は13万円前後の見込み)。 高性能とされるデジタル一眼レフカメラでも、その多くは連写性能が3〜10枚/秒程度。同社の鈴木洋三専務取締役は「1994年に発表したQV-10は、そのポテンシャルが認められ、デジタルカメラの歴史に残る製品となった。2008年、カシオは技術力を結集し、再びQV-10に匹敵するポテンシャルを秘めた製品を投入する。デジタル一眼レフカメラをしのぐ性能のEX-F1がそれだ。停滞しているとされるデジカメ市場に再び活気をもたらす」と意気込みを語った。 ターゲットは、デジタル一眼レフカメラの連写性能に飽き足らないハイアマチュアなユーザー。1/60秒ごとに1枚の写真を撮影できるため、野球のバットやテニスラケットでボールを打った瞬間も確実にとらえることができるという。さらにEX-F1は、シャッターボタンを半押しした段階から連写を開始する「パスト連写(Pre-shot Burst mode)」機能を搭載する。シャッターチャンスと感じてシャッターボタンを押す直前のタイミングから撮影が開始されるため、ベストショットを撮り逃すことを防げる。また、連写した画像をバッファーメモリー上に撮りためておき、それをスローモードで再生しつつベストショットを選んで保存できる「スローライブ」機能も搭載している。 もう一つのEX-F1の特徴は、動画性能。1秒間当たり最大1200フレームで動画を撮影できる。フレーム数が多いおかげで、スローで再生しても、動きの速い被写体の細かな動作の変化まで分かるようになる。1200フレーム/秒の動画は336×96ドットに限られるが、フレーム数を下げれば1920×1080ドットのフルハイビジョンの動画も記録可能。 発表会では、コンパクトデジカメの新製品も発表した。目玉は「EXLIM EX-S-10」で、動画の保存ファイルがH.264形式。このため、アップルの音楽再生ソフト「iTunes」上でファイル形式を変換することなく扱うことができる。iTunesをインストールしたパソコンに「iPod」をつなげば、撮影した動画は「iPod」に転送でき、外出先で楽しむことも可能。北米での発売は今春(国内投入は未定)。
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