三菱UFJ信託銀行は1月4日、システム統合時の不具合が原因で、ATMが利用できなくなるトラブルが39件あったと発表した。同行は同日に東京都内の西池袋支店など旧UFJ信託銀行4店舗の勘定系システムを旧三菱信託銀行のシステムに切り替えていた(関連記事

 トラブルが発生したのは、1988年以前に旧UFJ信託(当時は東洋信託銀行)4店舗で発行されたキャッシュカードを使用した場合。キャッシュカードをATMに入れても、取引がない状態と誤認識してしまい、サービスを利用できなかった。「1月4日の午後5時ごろには復旧作業が完了し、5日以降は正常に動作している」(三菱UFJ信託銀行広報)という。