マイクロソフトは1月4日,1月9日に公開する予定のセキュリティ情報とセキュリティ更新プログラムの内容を予告した。セキュリティ更新プログラムは2件公開する予定で,そのうち1つが,Windows XPとWindows Vistaに存在する深刻度が「緊急」のぜい弱性を修正するものである。

 マイクロソフトによれば,深刻度が最大で「緊急」となっているセキュリティ脆弱性は「リモートでコードが実行される」というもの。Windows XPとWindows Vistaで深刻度は「緊急」,Windows Server 2003で深刻度は「重要」,Windows 2000で深刻度は「警告」となっている。もう1件のぜい弱性は「ローカルの特権の昇格」というもので,Windows 2000/XP/Server 2003で深刻度は「重要」で,Windows Vistaには影響しない。