米Microsoftは米国時間12月18日,Windows XP用サービス・パック「Service Pack 3(SP3)」のリリース候補(RC:Release Candidate)版を一般公開した。同社のWebサイトから英語版(サイズは336.1Mバイト),ドイツ語版(同336.7Mバイト),日本語版(同367.7Mバイト)をダウンロードできる。

 Windows XP SP3は,これまでに提供したWindows XP向けアップデートをすべてまとめたもの。いくつか新たな機能を同OSに追加するが,大きな機能変更は施さない。例えば,Internet Explorer(IE)7とWindows Media Player(WMP)11は含まれない(関連記事:Windows XP SP3にInternet Explorer 7は非搭載)。

 正式版は2008年第2四半期にリリースされる予定。

 米メディア(CNET News.com)によると,Windows XP SP3についてMicrosoftは,「Windows Vistaの機能の多くをWindows XPで使えるようにするためのものではない」と説明し,セキュリティ/管理機能に優れたWindows Vistaへの移行が好ましいとしている(関連記事:マイクロソフト、「Windows XP SP3」ベータ版をリリースへ)。

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