米アップルは2007年12月17日(米国時間)、Mac OS XおよびWebブラウザー「Safari 3 for Windows」のセキュリティアップデート(修正パッチ)を公開した。いずれについても、適用すれば既知の脆弱(ぜいじゃく)性が解消される。

 今回公開されたセキュリティアップデート「Security Update 2007-009」の適用対象は、Mac OS X 10.4.11/10.5.1。アップデートを適用すると、Flash PlayerプラグインやShockwaveプラグインをはじめ、「iChat」「Mail」「Safari」などに見つかった複数の脆弱性を解消できる。

 また、SafariのWindows版(ベータ版)である「Safari 3 Beta Update 3.0.4 for Windows」のセキュリティアップデートも公開。クロスサイトスクリプティングに関する脆弱性が修正される。

 Mac OS Xのセキュリティアップデート「Security Update 2007-009」は、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能や、同社のダウンロードページから入手可能。Safariのアップデートについては、同社のダウンロードページから入手できる。