米Red Hatは米国時間12月17日に,新たな仮想トレーニング・サービスを提供すると発表した。ストリーミングには,「Ogg Vorbis」「GStreamer」「icecast」といったオープンソース・ソリューションを採用する。

 同仮想トレーニングを通じて,遠隔地からでもRed Hatのトレーニング・コースをライブで受講できる。履修者には,事前に教科書やキットが届く。当初は,2週間で1コマ4時間を8~10セッション行うコースを用意する。

 2008年1月に,「Red Hat Linux Essentials」と「Red Hat Enterprise Linux System Administration」の2科目を開講する。いずれも受講料は2298ドル(合計40時間)。

 仮想トレーニング受講者には,同社のサーバーOS「Red Hat Enterprise Linux」を搭載したシステムにオンライン経由でアクセス可能な「Live Access Labs」サービスも提供する。受講生は,課題実験にLive Access Labsを利用するほか,オプションの自習に使ったり,実習に参加したりできる。利用料は1週間当たり499ドル。

 仮想トレーニングとLive Access Labsともに,2008年1月はキャンペーンとして50%割引を実施する。

[発表資料へ]