トランスコスモスや産業経済新聞社などが出資するココアは2007年12月14日、同社が開発中の3次元仮想空間サービス「meet-me」のアルファ版を12月16日から開始すると発表した。正式なサービスは2008年春を予定している。
meet-meは東京の実際の街を再現する3次元仮想空間サービス。ランドマークとなるような建物以外は、ユーザーが土地を買い、自分の家などを建てられる。アルファ版はmeet-meのWebサイトでユーザー登録し、ココアからアカウントが発行されれば参加可能になる。専用ソフトをダウンロードして利用する。参加申し込みが多数の場合は、即時にアカウントが発行されない場合もあるという。
アルファ版の提供と同時に、大学や大学などのゼミや部活動に対し、それらの団体が存在する土地を無償開放することも発表した(サービス開始当初は東京23区内にある団体に限定)。大学のキャンパスを3次元仮想空間上に再現できる。それにより、例えば将来的に、3次元仮想空間でのオープンキャンパスやe-ラーニングなども実現できると考えられる。キャンパスの建設などに際し、ココアが技術的な面などからサポートをする無償プログラム「アカデミックアライアンスプログラム」も用意し、2007年12月17日から受け付けを開始する。