オムロンは米国時間の2007年12月10日,ノートパソコンやウルトラモバイルPCなどに向けた組み込み用WiMAXアンテナ「HWK-WXA」を発表した(発表資料)。世界におけるWiMAXの主要周波数をカバーすることが特徴である。具体的には2.3G~2.7GHz,3.3G~3.8GHz,5.25G~5.85GHzで利用できる「WXA-HKFT」を用意する。寸法は30mm×6.6mm×3.6mm。VSWR(電圧定在波比)は3である。2.3G~2.7GHz,5.25G~5.85GHの二つの周波数帯に対応する製品「WXA-HKFD」も用意する。VSWRは3であり,寸法は16mm×5.5mm×5mmと小型になる。

 なお,今回のアンテナは,樹脂製アンテナ「WiPLADS」シリーズの一環。同シリーズはこれまで,UWB用や無線LAN用に展開されてきた。これにWiMAXが加わることになる。