写真●超小型PCの組み立てキット「VIA ARTiGO Pico-ITX Builder Kit A1000」
写真●超小型PCの組み立てキット「VIA ARTiGO Pico-ITX Builder Kit A1000」
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 台湾のVIA Technologiesは現地時間12月7日,ユーザーが超小型パソコンを自分で組み立てるためのキット「VIA ARTiGO Pico-ITX Builder Kit A1000」を発表した。

 VIA ARTiGOは,Pico-ITXフォーム・ファクタ(10×7.2センチ)のマザーボードを採用。キットとは別にメモリー,2.5インチ型ハード・ディスク,OSを用意することで,大きさが15×11×4センチの手のひらサイズのパソコンを組み立てられる。

 キットには,きょう体,Pico-ITXマザーボード「VIA EPIA PX10000」,電源基盤「VIA PWB-N550」が含まれるほか,60ワットの電源アダプタ,ケーブル,ドライバCD,その他の必要なアクセサリが付属する。CPUは1.0GHzの低消費電力プロセサ「VIA C7」を搭載し,最大1GバイトのDDR2 533 SO-DIMMシステム・メモリーをサポートする。平均的なシステムの重さは約520グラムで,背面にEthernetポートとVGAポート,前面に4基のUSB2.0ポート,オーディオ・ジャックを備える。

 組み立てる様子は,TechnoVoyanceのWebサイトのデモビデオで見ることができる。

 VIA ARTiGOは,米国および英国で2007年12月14日より発売される。推奨小売価格は300ドル。詳細は,VIAのWebサイトに記載されている。

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