写真●タブレットPCの新シリーズ「Portege M700」
 東芝の米国法人であるToshiba America Information Systems(TAIS)は米国時間の12月10日,タブレットPCの新シリーズ「Portege M700」の提供を開始した。モバイル・プロフェッショナルをターゲットとするM700シリーズは,LEDバックライト・ディスプレイを搭載。映り込み防止処理を施したタッチ・スクリーンは,指とスタイラスの両方で操作できる。

 M700シリーズは,12.1インチ型WXGA(1280×800ドット)対応のワイドスクリーンを搭載。米IntelのデュアルコアCPU「Core 2 Duo」,「965 Express」,802.11nドラフトに準拠する無線LANソリューション「Wireless Wi-Fi Link 4965AGN」,パソコン管理技術「Active Management Technology」などを採用する。無線LANの802.11a/g/n,近距離無線通信規格のBluetooth,Ethernet接続に対応するほか,130万画素のWebカメラを搭載する。重さは構成により異なるが約2キロ程度になるという。

 価格は,OSに「Windows Vista Business」を選択し,Intel Core 2 Duo T7500デュアルコア・プロセサ,160GバイトのHDD,DVDスーパーマルチドライブを搭載する構成で1799ドル。

 Portege M700シリーズは,同日より米国向けにToshibaのWebサイトから発売される。

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