主要なグローバル企業のコミュニティが,企業ブログの有効活用を推進するための団体「Blog Council」を米国時間12月6日に立ち上げた。設立メンバーは,米AccuQuote,米Cisco Systems,米Coca-Cola,米Dell,米Gemstar-TV Guide,米General Motors,米Kaiser Permanente,米Microsoft,フィンランドのNokia,ドイツのSAP,米Wells Fargoなど。

 Blog Councilは,執行幹部が企業の枠を越えてプライベートに集まるフォーラムとしての場を提供する。参加者は戦術を共有し,過去の経験からアドバイスを出し合い,企業ブログのひとつのモデルとなる標準ベースのベスト・プラクティスを策定する。

 そのほか,グローバル・ブランド企業がブログを複数言語で展開する際の管理,多数の従業員がそれぞれ個人ブログを開設している場合の対処,消費者参加型メディアへの移行が高まる中での企業ブランドの役割,自社について記事を書いているブロガーへの対応などについて意見交換していくという。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,Blog Councilの初回会合は2008年1月22日に開催される予定。

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