カーナビなどを開発・販売するオランダTomTomは現地時間12月5日,米Googleの地図検索サービス「Google Maps」と提携すると発表した。ユーザーは,Google MapsのWebサイトで検索した行き先を,TomTomのナビゲーション機器に直接送信できるようになる。

 ユーザーは,Google Mapsの検索結果を「Send to GPS」ボタンをクリックすることで,ナビゲーション機器に送信できる。この情報は,TomTomが提供する専用ソフトウエア「TomTom HOME」を通じてナビゲーション機器がインターネットに接続された際にダウンロードされる。運転手は,ダウンロードした行き先をデバイス上の地図で確認できるほか,お気に入りとして保存することもできる。

 TomTomは,ナビゲーション・システムのオプションをさらに拡張するために,サードパーティとの提携戦略を継続する意向を明らかにしている。

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