写真1：テープカットの模様。左からNECの藤江一正副社長，日本HPの小出伸一社長，大塚商会の大塚裕司社長，日経BPの大輝精一社長
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写真2：月周回衛星「かぐや」
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写真3：「かぐや」が撮影したハイビジョン動画も放映
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NECグループやパートナ企業が提供するソリューションの総合展示会「iEXPO 2007」（主催：NEC，日経BP社）と，ユーザー企業向け講演会「C＆Cユーザーフォーラム」（主催：NUA，NEC）が2007年12月5日，東京ビッグサイトで始まった（写真1）。企業向けソリューションに加えて，NECが開発に協力した月周回衛星「かぐや」や，昨日発表したホーム・サーバー「Lui」なども展示している。
NEC副社長の藤江一正氏は開幕の挨拶で，「iEXPOは去年で10周年を迎え，今年で11回目となった。今回は新しい取り組みとして，従来の企業向けソリューションの展示だけではなく，ホーム・サーバーのような家庭向けソリューションや社会基盤向けのソリューションも展示することにした」と語った。
iEXPOの開幕式典には，日本ヒューレット・パッカード（HP）の小出伸一社長や大塚商会の大塚裕司社長も挨拶に立った。日本HPの小出社長は，12月1日に新社長に就任したばかり。小出社長は「これまでのITは，企業が変化に対応するためのツールだった。NGN（次世代ネットワーク）時代を迎えて，企業はITを使って変化を生み出していく必要がある」と語った。
iEXPOの会場では，JAXA（宇宙航空研究開発機構）の協力を得て，月周回衛星「かぐや」の実物大試験機（写真2）も展示している。NECはかぐやのシステムや搭載機器を開発する際の取りまとめ役を務めたという。会場にある大型モニターでは，かぐやに搭載されたハイビジョン・カメラで撮影した月のハイビジョン動画も放映されている（写真3）。
